まだま村
縄文カフェ まだま村というところに行ってきた。前々から気になっていて、一度行ってみたいと思っていた。
アマゾンUSでびゅー
アマゾンで買い物をした。日本アマゾンではなくUSアマゾンである。
だからどうしたと言われそうだが、自分の中ではニュースな出来ごとなのだ。

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洋書を買おうと思ったら、日本アマゾンはべらぼうに高いときがある。Wessex in the Early Middle Agesの場合、USアマゾンでは25ドル≒3000円
なのにくらべて、日本アマゾンだと8000円かそこら
になる。
ま、こんなに値段が違わないことも多々あるんだけれど。
だからどうしたと言われそうだが、自分の中ではニュースな出来ごとなのだ。

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洋書を買おうと思ったら、日本アマゾンはべらぼうに高いときがある。Wessex in the Early Middle Agesの場合、USアマゾンでは25ドル≒3000円
ま、こんなに値段が違わないことも多々あるんだけれど。
Decimation
畑違いなアングロサクソン時代について色々読んでいるこのごろ。
Decimationという語につきあたった。Wikipediaでは古代ローマのことの記述しかない。
10人でくじ引きして、当たりを引いた一人は残りの9人にリンチ殺人される。これがDecimationなんだけれども、これを全員に行うと、人口は1割減る計算になる。ようするに間引きのひとつで、犠牲者の財産・土地は山分けか、別の人のものになる。この方法で支持を得た王様がいるらしい。
なんともおぞましいが、9世紀の話である。ちょっと前まで、家の前に討ち取った敵の首を飾って勇猛さを競い合った時代である。今の常識を持ち込むのがアレといえばアレなんだけれども。
ということで、アングロサクソン(七王国)時代のDecimationについて知ってる人いますかあ。いたら教えてくださ〜い。
Decimationという語につきあたった。Wikipediaでは古代ローマのことの記述しかない。
10人でくじ引きして、当たりを引いた一人は残りの9人にリンチ殺人される。これがDecimationなんだけれども、これを全員に行うと、人口は1割減る計算になる。ようするに間引きのひとつで、犠牲者の財産・土地は山分けか、別の人のものになる。この方法で支持を得た王様がいるらしい。
なんともおぞましいが、9世紀の話である。ちょっと前まで、家の前に討ち取った敵の首を飾って勇猛さを競い合った時代である。今の常識を持ち込むのがアレといえばアレなんだけれども。
ということで、アングロサクソン(七王国)時代のDecimationについて知ってる人いますかあ。いたら教えてくださ〜い。
ことばと思考
言語が思考を規定すると言ったのは誰だったっけか。
いやそもそも、そんなこと言った人はいなくて、そう誤解されてるだけなのか。
そっち方面の学問はやらなかっのでよくわからないけれども、今なら、ああ規定されることってあるかも、と思ったりもする。
いやそもそも、そんなこと言った人はいなくて、そう誤解されてるだけなのか。
そっち方面の学問はやらなかっのでよくわからないけれども、今なら、ああ規定されることってあるかも、と思ったりもする。
ボクらはネットで遠くなる
面と向かって話せば、ことばや表現が不十分でも、だいたいの言いたいことは伝わる。
メールでのやりとりでも、面識があって人となりが分かっていれば、ことばの裏の、相手のほんとうの気持ちが分かってくる。
ところが面識のない人と、キーボード越しのコミュニケーションをしようとすると、事情は一転する。
ネットで違う意見の人に、説得されたとか感銘を受けたとか、なんて話は聞いたことがない。言い合いで勝った負けたはあるにしてもね。

メールでのやりとりでも、面識があって人となりが分かっていれば、ことばの裏の、相手のほんとうの気持ちが分かってくる。
ところが面識のない人と、キーボード越しのコミュニケーションをしようとすると、事情は一転する。
ネットで違う意見の人に、説得されたとか感銘を受けたとか、なんて話は聞いたことがない。言い合いで勝った負けたはあるにしてもね。

英会話
ぷち有名な人に会う機会があったわけで、久かたぶりの英語コミュニケーションだったわけで、あまりしゃべれなかったわけで。
英語力は単語や用法をいくつ知ってるかとかじゃなく、伝えようとする意志があるかどうかだなあと感じた日でした。単語知らなくても、文法ちがっても、発音がカタカナでも、気持ちがあれば相手に伝わるもんだ。
ボディランゲージで補完するとかそういうことでなく、伝えたいという思いがあれば体が勝手に動くし、空気とかで相手に伝わる。しんどいことだけどね。
センター試験とかの英語ってどうなんだろうと思った一日でありました。
メシはうまかった。京都な雰囲気出てたし、宴会にもってこいな感じだった。ここね。4-5000円くらいかな。
英語力は単語や用法をいくつ知ってるかとかじゃなく、伝えようとする意志があるかどうかだなあと感じた日でした。単語知らなくても、文法ちがっても、発音がカタカナでも、気持ちがあれば相手に伝わるもんだ。
ボディランゲージで補完するとかそういうことでなく、伝えたいという思いがあれば体が勝手に動くし、空気とかで相手に伝わる。しんどいことだけどね。
センター試験とかの英語ってどうなんだろうと思った一日でありました。
メシはうまかった。京都な雰囲気出てたし、宴会にもってこいな感じだった。ここね。4-5000円くらいかな。
従軍慰安婦問題のうしろにあるもの
従軍慰安婦問題がまたまた俎上にのっている。今回はアメリカが口火を切るかたちで、中国・南北朝鮮にくわえて台湾も加わって、またしても泥仕合の様相を呈している。
私個人の見解は、まーどうでもいい。どうせナニを吠えたところでどうなるもんでもない。
どうなるもんでもない、というのが問題なのだろう。いち個人が何を言ってもどうもならない。今後も、この問題はことあるごとに表に出てきて騒ぎになるのだろう。
誰それがかくかく主張しているから自分はこう主張する、という構図は主義主張・所属国家をとわず共通の姿勢のようだ。
歴史のなかの論理的・科学的正当性とは何なのか、と考えざるを得ない。皆、科学や論理に拠って立つというのだけれども、一歩引いてみれば主張を正当化するための道具として使っているにすぎない。
・ ・ ・ ・
まーそういうことは専門の人とかに任せておくとして、どうなる見込みがあるわけでもない従軍慰安婦問題を政治問題として扱う、このことがどういうことなのか、についても気になる次第である。
国家にしろ社会にしろ集団としてまとまるためには敵が必要、と某オタクアニメのセリフにあったが、敵を意識させるための政治的技術として従軍慰安婦問題が利用されてるんじゃあるまいか。日本に限ったことではないが、領土問題や歴史認識問題で強硬路線をとることは、税制をいじったり地方分権に切り込んだりするより、エネルギーもお金もかからない。それぞれの国に似たような事情があるもんだから、妥協や和解など望むべくもない。
むしろ従軍慰安婦問題によって、今年ベースアップはとれるのかとか、パートタイマーの待遇はどうなるかとか、サラリーマン減税とか育児支援とか、言い出したらキリがないが、こういう問題への関心が削がれることが、より心配だったりする。
私個人の見解は、まーどうでもいい。どうせナニを吠えたところでどうなるもんでもない。
どうなるもんでもない、というのが問題なのだろう。いち個人が何を言ってもどうもならない。今後も、この問題はことあるごとに表に出てきて騒ぎになるのだろう。
誰それがかくかく主張しているから自分はこう主張する、という構図は主義主張・所属国家をとわず共通の姿勢のようだ。
歴史のなかの論理的・科学的正当性とは何なのか、と考えざるを得ない。皆、科学や論理に拠って立つというのだけれども、一歩引いてみれば主張を正当化するための道具として使っているにすぎない。
まーそういうことは専門の人とかに任せておくとして、どうなる見込みがあるわけでもない従軍慰安婦問題を政治問題として扱う、このことがどういうことなのか、についても気になる次第である。
国家にしろ社会にしろ集団としてまとまるためには敵が必要、と某オタクアニメのセリフにあったが、敵を意識させるための政治的技術として従軍慰安婦問題が利用されてるんじゃあるまいか。日本に限ったことではないが、領土問題や歴史認識問題で強硬路線をとることは、税制をいじったり地方分権に切り込んだりするより、エネルギーもお金もかからない。それぞれの国に似たような事情があるもんだから、妥協や和解など望むべくもない。
むしろ従軍慰安婦問題によって、今年ベースアップはとれるのかとか、パートタイマーの待遇はどうなるかとか、サラリーマン減税とか育児支援とか、言い出したらキリがないが、こういう問題への関心が削がれることが、より心配だったりする。
コーエーの中の人が無断転載?
コーエーったらあのコーエーである。三国志とか信長の野望とか出してるあれ。
武将データ集みたいな本だしてますな。たとえば

みたいなの。
これがWikipediaからの転載である可能性が出てきたと。お互いに転載しあってるわけですな。こりゃスキャンダルのタネになるかもしれませんぞ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
GFDLのことは法律や契約に詳しい人にまかせるとして。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
歴史上の人物について書くとき、どれだけ手を尽くしても偏見から逃れられない。ひとつには、記録に残っている事実が、書いた人にとって都合のわるいことをあえて残さなかった可能性がある。逆に都合のいいウソを混ぜた可能性もある。甲陽軍艦のなかの武田信虎が悪の権化みたいな書かれ方をしてるように。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
断片の情報をかき集めて、あーでもないこーでもないとやって「多分こんな感じだろ」的に歴史は書かれるわけだけれども、書き手の好みや偏見がモロに出てるものや、情報収集がいいかげんだったりするものがチマタにあふれている。厳密な検証に基づいた記述より、よくできたフィクションのほうが好まれるということなのか。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
それにしても、ゲーム1本に億単位のカネが必要な今、こんなところでケチってWikipediaを写すってどうよ。
武将データ集みたいな本だしてますな。たとえば

みたいなの。
これがWikipediaからの転載である可能性が出てきたと。お互いに転載しあってるわけですな。こりゃスキャンダルのタネになるかもしれませんぞ。
GFDLのことは法律や契約に詳しい人にまかせるとして。
歴史上の人物について書くとき、どれだけ手を尽くしても偏見から逃れられない。ひとつには、記録に残っている事実が、書いた人にとって都合のわるいことをあえて残さなかった可能性がある。逆に都合のいいウソを混ぜた可能性もある。甲陽軍艦のなかの武田信虎が悪の権化みたいな書かれ方をしてるように。
断片の情報をかき集めて、あーでもないこーでもないとやって「多分こんな感じだろ」的に歴史は書かれるわけだけれども、書き手の好みや偏見がモロに出てるものや、情報収集がいいかげんだったりするものがチマタにあふれている。厳密な検証に基づいた記述より、よくできたフィクションのほうが好まれるということなのか。
それにしても、ゲーム1本に億単位のカネが必要な今、こんなところでケチってWikipediaを写すってどうよ。
論文の無断引用
ごぶさたしてました。
ARGというブログはわりと知られていると思うが、そこで採り上げられてた問題をば。
先行の論文について言及・引用するさい事前の許可がいるかどうかという問題だ。詳しいことは
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070228/1172616083
に触れられてるのでそちらを参照されたいけれども、論文を発表させて、その後論争すればよいのではないか、実際いままでそうしてきたのではないかと思ったわけだ。歴史学には政治信条にかかわる問題もそうでない問題も、こんなふうに議論されてきたんだし、そもそも発表する時点で批判を受ける覚悟があってしかるべきじゃないかと思わんでもない。私のブログにも生産的といえるかどうかはともかく、批判がきている。日本から出て行けとか。
ARGというブログはわりと知られていると思うが、そこで採り上げられてた問題をば。
先行の論文について言及・引用するさい事前の許可がいるかどうかという問題だ。詳しいことは
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070228/1172616083
に触れられてるのでそちらを参照されたいけれども、論文を発表させて、その後論争すればよいのではないか、実際いままでそうしてきたのではないかと思ったわけだ。歴史学には政治信条にかかわる問題もそうでない問題も、こんなふうに議論されてきたんだし、そもそも発表する時点で批判を受ける覚悟があってしかるべきじゃないかと思わんでもない。私のブログにも生産的といえるかどうかはともかく、批判がきている。日本から出て行けとか。
ステュアート家の王たち
ハイポリティクスな話を一席。
17世紀のステュアート朝の王は4人いるが、チャールズ2世を除いて、いずれも評判は芳しくない。
絶対王政を布こうとしたってーことだけど、以前武田信虎のことで触れたような事情があるんじゃないかなあ、となんとなく思ったわけだ。
ジェームズ1世、チャールズ1世、チャールズ2世そしてジェームズ2世と続くステュアート家の王はスコットランドの出自である。このあたりが影響しているような、そんな印象を受ける。
スコットランドでは独立論が高まっている(北海道新聞の記事より)らしい。今に始まった話ではないけれども、歴史的確執は根強い。イングランド側としても、スコットランドを一段低く見る風潮があるようだ。
さて余談ながら、理屈でいくと、じゃあ絶対王政の件はどうなるのだということになる。この絶対王政という概念、これを再検討してみるのもいいかもしれない。現段階ではなんとなく思っているだけだけれど、教皇(法王だっけか)や聖職者に対する国内での王の優越、これを主張するためのものだったんじゃないか、そうゆう一面もあるんでないか、そんなことを漠然と思っているのでしたマル
17世紀のステュアート朝の王は4人いるが、チャールズ2世を除いて、いずれも評判は芳しくない。
絶対王政を布こうとしたってーことだけど、以前武田信虎のことで触れたような事情があるんじゃないかなあ、となんとなく思ったわけだ。
ジェームズ1世、チャールズ1世、チャールズ2世そしてジェームズ2世と続くステュアート家の王はスコットランドの出自である。このあたりが影響しているような、そんな印象を受ける。
スコットランドでは独立論が高まっている(北海道新聞の記事より)らしい。今に始まった話ではないけれども、歴史的確執は根強い。イングランド側としても、スコットランドを一段低く見る風潮があるようだ。
さて余談ながら、理屈でいくと、じゃあ絶対王政の件はどうなるのだということになる。この絶対王政という概念、これを再検討してみるのもいいかもしれない。現段階ではなんとなく思っているだけだけれど、教皇(法王だっけか)や聖職者に対する国内での王の優越、これを主張するためのものだったんじゃないか、そうゆう一面もあるんでないか、そんなことを漠然と思っているのでしたマル
おニューの電話機
おニューの電話機を買った。
10年来の電話機が不調でどうにもならなくなったからだ。
選ぶ基準は(いつものごとく)見た目だ。機能とかは二の次。
電話がかかってくるのが楽しみでしょうがないが、セールス電話しか来ない。えーん。

Jacob Jensen T-1
留守電もナンバーディスプレイも何もない。ただ電話するだけの電話である。こういう発想が、日本のメーカーには欠けているように思うのだ。
携帯電話とかそうだけど、これでもかと機能を増やしているが、それを全部使っている人はどれだけいるのやら…。技術自慢つーか、そんな匂いが、日本メーカーにある気がするわけだ。
10年来の電話機が不調でどうにもならなくなったからだ。
選ぶ基準は(いつものごとく)見た目だ。機能とかは二の次。
電話がかかってくるのが楽しみでしょうがないが、セールス電話しか来ない。えーん。

Jacob Jensen T-1
留守電もナンバーディスプレイも何もない。ただ電話するだけの電話である。こういう発想が、日本のメーカーには欠けているように思うのだ。
携帯電話とかそうだけど、これでもかと機能を増やしているが、それを全部使っている人はどれだけいるのやら…。技術自慢つーか、そんな匂いが、日本メーカーにある気がするわけだ。
第五王国派とアメリカ
おことわり:ただの読書めもです。ピューリタン革命もとい清教徒革命もとい三王国戦争もとい(中略)について。
大西・小野「「帝国」化するイギリス──17世紀の商業社会と文化の諸相」
で民主主義をとなえる共和思想が、対外膨張、植民地拡大を支持する思想という面を持っていたことは触れられていたけれども、さいきん本棚のコヤシになっていた岩井「千年王国を夢みた革命──17世紀英米のピューリタン」
で思ったことをば。
革命前、同じプロテスタントでありながらイングランド国教会とピューリタンは激しく対立していた。エリザベス以来の国教会は、プロテスタントとはいいながらも、カンタベリー大司教(主教だったっけか?)を頂点とする組織構成とか、カトリック的なところが少なくなかった。それにひきかえ大陸から入ってきたカルヴァンの流れを汲むピューリタニズムは、教会をお上が支配するのを闘争でひっくり返そうという好戦的思想だった。ようするにカトリック・プロテスタント折衷主義と、プロテスタント原理主義の争いでもあったわけだ。
さて、革命前、チャールズ1世が議会を開かずに親政を始めると、ピューリタンとしては面白くない。そこで経済的成功を求めて、あるいは信仰の自由をもとめて、アメリカ新大陸に渡ることになる。ピューリタンは新大陸でイングランド本土と連絡をとり合ったり、イングランドに向けて言論活動を繰り広げる。そして革命がおこると、議会側に参戦すべく再帰国したりする。ハーバード大学第1期卒業の9人のうち、7人がイングランドに戻っている。
まずここで、ピューリタン革命もとい(略)が、イングランドあるいはブリテン諸島の中だけで語れるものではないということが確認できる。まーそれ以外にもオランダの貿易独占に挑戦したり、対外的に色々やってるんだけどそのへんは
大倉正雄「イギリス財政思想史──重商主義期の戦争・国家・経済」
の第1-2章
あたりをご参照いただくとして、話を本筋に戻す。
前掲「「帝国」化するイギリス」の議論にもとづけば、共和思想は帝国拡大の思想でもあったわけで、そのあたりがアメリカに流れたことが、今のアメリカ、特に共和党の思想と、なんらかの関係があるように思えるわけだ。17世紀当時の千年王国思想は、ほかのすべての君主制をとる政体に対して攻撃的で、使命感とか拡大とか、そういうのに燃えてたわけだ。そのへんを結びつける議論ってないのかなー。あるけど知らないだけなんだろうな、たぶん…。
大西・小野「「帝国」化するイギリス──17世紀の商業社会と文化の諸相」
革命前、同じプロテスタントでありながらイングランド国教会とピューリタンは激しく対立していた。エリザベス以来の国教会は、プロテスタントとはいいながらも、カンタベリー大司教(主教だったっけか?)を頂点とする組織構成とか、カトリック的なところが少なくなかった。それにひきかえ大陸から入ってきたカルヴァンの流れを汲むピューリタニズムは、教会をお上が支配するのを闘争でひっくり返そうという好戦的思想だった。ようするにカトリック・プロテスタント折衷主義と、プロテスタント原理主義の争いでもあったわけだ。
さて、革命前、チャールズ1世が議会を開かずに親政を始めると、ピューリタンとしては面白くない。そこで経済的成功を求めて、あるいは信仰の自由をもとめて、アメリカ新大陸に渡ることになる。ピューリタンは新大陸でイングランド本土と連絡をとり合ったり、イングランドに向けて言論活動を繰り広げる。そして革命がおこると、議会側に参戦すべく再帰国したりする。ハーバード大学第1期卒業の9人のうち、7人がイングランドに戻っている。
まずここで、ピューリタン革命もとい(略)が、イングランドあるいはブリテン諸島の中だけで語れるものではないということが確認できる。まーそれ以外にもオランダの貿易独占に挑戦したり、対外的に色々やってるんだけどそのへんは
大倉正雄「イギリス財政思想史──重商主義期の戦争・国家・経済」
あたりをご参照いただくとして、話を本筋に戻す。
前掲「「帝国」化するイギリス」の議論にもとづけば、共和思想は帝国拡大の思想でもあったわけで、そのあたりがアメリカに流れたことが、今のアメリカ、特に共和党の思想と、なんらかの関係があるように思えるわけだ。17世紀当時の千年王国思想は、ほかのすべての君主制をとる政体に対して攻撃的で、使命感とか拡大とか、そういうのに燃えてたわけだ。そのへんを結びつける議論ってないのかなー。あるけど知らないだけなんだろうな、たぶん…。




